• 2023/12/07
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絵/藤本のやうコメント 作・作曲/永野隆満コメント(音楽朗読作品「ちいさなおくりもの」)

12月クリスマス期間限定で公開予定の音楽付朗読作品「ちいさなおくりもの」<企画詳細はこちら>
本作の制作公開にあたり、各クリエーターの紹介です。


音楽朗読作品「ちいさなおくりもの」作・作曲 永野隆満 コメント


profile

1984年鹿児島県出身。主な実績は作曲コンクールや執筆において国内外の最優秀賞、入選など受賞歴複数あり。
高校時代作曲家を目指し、県有数の作曲家吉嶺史晴氏、ピアニスト堀由布子氏に弟子入り。音楽理論を基礎から学び、地元CMの作曲にも携わる。
18歳で上京し音楽大学作曲学科に進み、本作発表のきっかけとなった音楽朗読劇団を主宰、全国の学校やコンサートホールにて巡回公演を行う。
また、国内外において積極的な電子音楽(現代音楽の一種)作品の出展、コンテンポラリーダンス、ライブペインティングアーティストとのコラボ企画など、創作者、イベンター二足の草鞋で毎日が文化祭のような本番を重ね、経験を積む。
大学卒業後、約2年間の会社員生活を経て、2010年より起業。現在は習い事スクール、音楽動画制作、イベント舞台企画制作、出版事業などを展開するSTart creation株式会社の代表取締役として、毎日が文化祭状態の多業務にて好きなことを仕事にリンクさせるために奮闘中。

本作、ちいさなおくりものは2006年クリスマス、朗読劇団の活動を行なっていた大学在学中に横浜市みなとみらいホール公演に向けて制作した作品である。


コメント

本作における登場人物「ぼく」と、「リリ」二人だけの視点で描かれるストーリー。
伝えすぎず、表現し過ぎずを意識した、登場人物たちのシンプルな台詞、シンプルな音楽、感情の揺れ動き、要所で見られる共通点や仕草。
その小さな伏線の数々は、メッセージを散りばめた構成になっている。

「人の本質は変わらない。」
いつか誰しも大人になっていく。これが本作のもっともなテーマではないだろうか。
大人になるということは、幾つもの責任や重圧がのし掛かり、経験や知恵を蓄え、生き延びる術を身につけ...あぁ、考えるだけでもなんという足枷。

17年前の制作当時、キラキラと夢を追いかけてきた私は、17年経った今でもまだ夢を追いかけている。きっと17年後の私も、本質的には何も変わってはいないのだろう。



音楽朗読作品「ちいさなおくりもの」絵/藤本のやうコメント




profile

藤本のやう

作家、イラストレーター
1984年6月 広島県生まれ
広島美術専門学校 油画専攻 卒業
似顔絵・オリジナルイラストを中心に、2007年頃より本格的に活動を開始。
 
イベントでの似顔絵コーナー出店、ウェルカムボード制作、店舗用イラスト寄贈、こども向けお絵かき教室「カエルクレヨン」など行う。
2012年、埼玉県へ移住。
休業期間を経て2014年より活動再開。
 
現在は主に 水彩による創作イラスト、デジタルイラスト、フライヤーなどをデザイン・制作。


作品コメント

やさしく繊細な物語なので、作品の雰囲気を壊さないイラスト制作を心がけました。
心情の変化や時間経過の表現では、モチーフはもちろん色味にもこだわっています。
繰り返し読んでいく中で、どういうシーンでどんな色が使われているのかを気にかけながら読んでもらうと、よりキャラクターの心を感じられるのではないかと思います。




お知らせ
2024年5月に東京ビッグサイトで行われるデザフェス59に出展いたします。
詳細は都度X(旧Twitter)にて告知しますので、ぜひチェックしてみてください!

Xアカウント:@amenoya_noyau





公開予定のYouTubeチャンネルこちら






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