発表会に向けて先生たちから皆様へコメント
本年発表会で皆様の作品作りのサポートをいただきました各先生から、作品そしてクラスの皆様への想いや、振り付け、演出の見どころなどについて
亮輔先生
コメントをいただきましたので紹介いたします。
亮輔先生
今回、ボーイズクラスを担当させていただきました八百亮輔と申します。
一人一人の生徒の顔、舞台で輝く姿を想像しながら、振り付けました。
生徒達には『三歩進んで二歩下がる』
少しずつでも確実に一歩ずつ進めることを伝えてきました。
きっと私と初めて出会った半年前よりも、見違えるほどの成長をしていることと思います。
ボーイズのみんな、発表会が、人生という長い旅路の記憶に残る素敵な1日となることを先生はお祈りしているよ。
未来に向かって着実に進んでもらえると嬉しいです。
舞台で踊る生徒達の姿から、小さな成長を積み重ねてきたことを皆様に知っていただけたら嬉しいです。
さおり先生
私は今回、下に紹介している6つの小作品を手がけました。
みんながレッスンのない日にもつい口ずさみながら踊ってしまうような、耳に残りやすい旋律の曲を選んで振付しました!
そのかいあってか(?)みんなスタジオに来たらすぐ「先生、音かけて!」と言ってワイワイと楽しそうに自主練習している姿がとても微笑ましかったです。
★(水)児童1クラス「Rhythm Of Gershwin」
先生の大好きなガーシュインより。華やかなでワクワクするこの曲が素敵なショーの始まりにぴったりなので、トップバッターの演目にしてください!とお願いしました。
中盤、みんなでいっせいにリズムを踏む振付が見どころですよ♪
本番当日はカラフルでポップな衣装や、カラフルできらびやかに!とオーダーしている照明も相まって、とても心踊る作品になっているはず!
★土曜 9:20児童1「ラプソディ・イン・ブルー」
こちらもガーシュインより1曲。こちらはなんと本当は20分ほどある長いクラシック曲ですが、あれこれ考えて切って繋げて…音源編集の工藤さんに何度も直していただきながら、約3分の曲に編曲した、さおりオリジナル楽曲です(笑)
バレエ作品の楽曲よりも横に横に流れる曲で、リズムをとるのが難しい中みんな頑張って練習してくれました!
★水曜 幼児「白鳥の湖第3幕よりナポリの踊り」
陽気なイタリアを思わせるこちらの1曲。とっても可愛い2人が踊ってくれます♪
後半変拍子もありカウントの取り方が難しく、幼児クラスさんには大挑戦でした!
でもしっかり者の2人、きっとできると信じて選曲。小さくても立派に踊ってくれています。
★土曜 幼児「サーカス・マーチ」
ユリウス・フチークの「剣士の入場」という曲を使っています。
この楽曲を調べてみると実はサーカス全く関係ありません(笑)先生が“サーカスっぽいな~”と感じたのでこのタイトルに、衣装もサーカスっぽく。生徒のみんなに「サーカスが来たみたいに楽しい感じにね!」と伝えました。
そしたら見事サーカスを思わせるウキウキ楽しい作品に♪小さなサーカス団のみんなをどうぞ楽しみにしてくださいね。
★土曜 11:20児童1「ゼンツァーノの花祭り」
こちらはバレエ作品の楽曲より。本来は男女の恋のパドドゥですが、みんなには“楽しくてかわいいお花のお祭りの作品”に仕上げてもらいました。
花祭りってどんな感じがする?と宿題を出したら、お花がたくさんの絵を描いてきて見せてくれた生徒たち。(絵はインスタグラムで紹介してもらいますね!)
照明も「お花畑にいるみたいに」とオーダーしています。舞台の上が一気に春めくことでしょう♪
★土曜13:20 児童1「みんなキトリ」
ドン・キホーテというバレエ作品、知っている人もきっと多いのでは?
そのヒロイン“キトリ”を5人になりきって踊ってもらっています!
こちらも繋げて切って繋げて。工藤さんに編曲していただいた、オリジナルです。
優しい旋律の前半…力強い後半…代わっていく音楽や舞台上によって3分よりもっと長く感じる内容つまった作品です。
練習し始めた頃は“難しいかな?”と心配していましたが、予想以上の成長をみせてくれた5人のちょっと小さなキトリ達をお楽しみに!
最後に。
今回の作品を今回のメンバーで踊ることはこれっきりです。
1秒1秒を大切に楽しく踊ってくれたら大成功!みんなのキラキラした姿を、保護者の皆さまも楽しみに待っていてください♪
たまよ先生
今回の発表会では、中央林間校【眠れる森の美女】、溝の口校【ラ・バヤデール第2幕より抜粋】、溝の口校児童3【エスメラルダの友人】、溝の口校幼児【jazz legato】、溝の口校大人【仮面舞踏会】、溝の口児童3・大人、中央林間大人の各【ヴァリエーション】を振り付け・指導いたしました。
幼児~大人クラスまで、多くの作品に携わることができ、嬉しく思います。
皆の様子、頑張っていることや見どころを下記でご紹介させていただきますので、ご覧いただけますと嬉しいです。
★眠れる森の美女
対象:中央林間校全員
月曜日の幼児〜児童2までの全クラス、土曜日、日曜日の半年間代講と多くのクラスを指導させていただいただきました!昨年のコッペリアに続き、またも結婚式のシーンですね(バレエの作品には本当に多いです笑)
幼児さんの猫、赤ずきんと狼は本当に可愛らしいです。難しいオープニングとコーダも頑張りました。
児童1クラスは宝石の精をおどります。全クラスで踊る「宝石の精のオープニング」は見所です。私の振り付けした金の精は、本家の踊りをベースに、出来るだけ似た形で振りを付けました。音取りが複雑なところもありますが、皆バレエノートでしっかり復習してきてくれるので、着実にレベルアップしています。
そして、児童2クラスのみんなは、パドシス、フロリナ王女という難しい役にそれぞれ挑戦します。現在全員が週2回以上レッスンに通い、日々真剣に練習に励んでいます。
小さな頃から指導している子もいるので、お姉さんになり堂々と踊る姿を見ると本当に感慨深くなります。
また、オーロラ姫を務める溝の口校の石井満帆ちゃんは、溝の口からはるばる中央林間まで練習しに来ています。いつもありがとう!
満帆ちゃんと中央林間の生徒さんが交流している姿を見るととても微笑ましく思います。
中央林間校の雰囲気の良さ、チームワークの良さを舞台の上でも活かしてほしいです。
これまでの努力を本番で発揮できますように!
★jazz legato
対象:木曜日幼児クラス
全員年長さんの木曜日クラス。皆とってもしっかりしていて先生は何も心配していません(笑)男の子が1名在籍しているので、小さなパ・ド・ドゥ(男女で組む踊り)を取り入れています!
少し照れながら踊るみんなの様子がとても可愛くて、見どころです。
★エスメラルダの友人
対象:木曜日児童3クラス
タンバリンを用いて踊ります。曲も早く、ポワントワークがかなり複雑で、体力的にもかなりハードですが、頑張っています!みんなとても優しくて、踊りに強さが足りないので、情熱的な表現力を日々練習中です。本番でかっこいい姿を見せてくれることを期待しています。
★仮面舞踏会
対象:金曜日・土曜日大人クラス
総勢12名の大作品です。大人ならではの表現力を磨き、かっこいい作品に仕上げています。
途中3人ずつ、4組に分かれて踊るシーンが特に見どころです。最初にグランフェッテをやる2人は特に注目!成功しますようにー!
★各作品ヴァリエーション
対象:溝の口木曜日児童3クラス・金曜日大人クラス・中央林間大人クラス
それぞれのキャラクター、踊り方にあったヴァリエーションを本人達と相談し、決めています。苦手なことを克服し、得意なことを目一杯表現できるよう日々特訓しています。悔いなく踊ってください!
★ラ・バヤデール第2幕より抜粋
対象:木曜日児童1クラス、水曜日・木曜日・金曜日・土曜日児童2クラス、木曜日児童3クラス、ボーイズクラス
溝の口校の私の担当クラス合同で行います。
ボーイズクラスは、八百先生、翔太先生にご協力いただいております。
それぞれの役柄をしっかりと理解し、みんな日々練習に励んでいます。
コーダのガムザッティのグランフェッテ、その際の総踊りが大迫力なので見どころです。
特に木曜日児童1クラスのみんな、お姉さん達の中で本当によく頑張っています。
また、発表会練習を始めたころより心身共にみんな大きく成長しました。自分たちだけで合わせて練習したり、バレエノートを提出してくれたりする子が増え嬉しく思っております。
また、ガムザッティを務める清水絢加ちゃんのことを皆がきらきらした瞳で見ているのが印象的です。
絢加ちゃんが、主役としての責任感をもち練習に励んでいるので、皆が自然とついていこうとしているような印象があり、全員が向上心を持って取り組んでくれています。
児童2クラスのみんなは、それぞれ学年が上がったことで、去年の出演作品よりも、ぐっと振付が難しくなったのではないかと思います。
練習当所、どうなるかと思っていた部分も実はありましたが、私の予想を遥かに上回る上達具合で感心しています。きっとご家庭でも、たくさん練習をしてくれたのだと思います。
本番では、個々が自分のベストを出せるよう、見守っています。
是非笑顔で、楽しく踊ってくださいね。
ひとみ先生
今回の発表会では、中央林間校【眠れる森の美女】、溝の口校【フェアリードール】、溝の口校児童3【La giocondaよりdance of the hours】、溝の口校【オダリスク】、ヴァリエーション数作品を担当しました。各作品の見どころをまとめましたのでご覧ください。
★中央林間校作品【眠れる森の美女3幕より抜粋】
今回は、世界3大バレエの1つでもある眠れる森の美女を選びました。
今回の作品の振り付けをする中で意識をしたことは、それぞれの役柄に合った動きを入れることです。
例えば、土曜日幼児クラスの赤ずきんの踊りだと狼さんを探してる動きや怖がっている動き。
土曜日児童1のダイヤモンドの踊りは、最初のキラキラと腕を動かすところなど。
それぞれのクラスで踊りの練習をしていますが、皆が踊るのは幕物の1部であり役があって、物語の中の登場人物であるというのを忘れてほしくないなと思っています。
そして今回、児童2の皆さんにはヴァリエーションを踊る役を配役しました。
それぞれ始めての踊りに戸惑いながらも、日々練習に励んで完成度を高めています。
初々しさあり、緊張あり(笑顔もありだと嬉しいなっ)な姿を是非ご覧ください。
★溝の口校日曜日児童1,2,3、月曜日児童1作品【フェアリードールより抜粋】
溝の口校では、前回のくるみ割り人形やパキータに続き、今回はフェアリードールを選びました。
今回主要な役を踊ってくれる児童3の生徒たち含め、クラスメンバー全員が本当に仲良しなので、そんな彼女たちの雰囲気が伝わるような作品が良いなと思いこの作品を選びました。
見どころは、フェアリードール役の西岡美桜ちゃんが書いてくれていますのでそちらをご覧ください。
主役として、ストーリーや役どころをしっかり理解出来ていて感心しました。
私からは、それぞれの生徒が役のキャラクター性を理解し踊りだけではなく歩き方や表情も研究、練習を積んできたので出ハケまで余すところなく見て頂ければと思います。
皆、自分の踊りに責任感を持って取り組んでいます。
数年前まで幼児クラスさんだった児童1の生徒も、自分で次の踊りの順番を把握し小道具の準備をしたり出来るようになり成長を感じます。
全員が自分のベストを出し切れるよう祈っています。
保護者の皆様、コーダがテンポの良い曲なので、手拍子をしながら見守っていただけますと嬉しいです♪
★溝の口校日曜日児童3作品【La giocondaよりdance of the hours】
日曜日児童3クラスでは前回のくるみ割り人形の雪の精に続き、2回目のコールドバレエへの挑戦です。
振りはもちろんですが、立ち位置、顔の向き、細かいポジションやニュアンスにもこだわり一体感を出すことを意識しました。
この踊りは、作品の中で【時間】を表しています。
幕が開いたときは【朝】、10人全員揃ったところは【昼】、1曲目の最後は【夕方】
※今回【夜】は割愛しています。
皆の踊りを通して時の流れを感じていただけますと幸いです。
また、コーダは児童3ならではの迫力ある踊りになっていますのでご注目下さい。
3部トップバッターにふさわしい作品になることを祈っています。
★溝の口校月曜日児童2【オダリスク】
オダリスクはとても難しくハードなので最後まで踊り切れるのか不安がありました。
ですが、練習を重ねるにつれ踊りを自分のものにし3人で合わせる意識が出てきたように感じます。
3人とも真面目で頑張り屋さんなので、きっと本番でも練習の成果を発揮出来ると思います。
★各作品ヴァリエーション
それぞれの雰囲気に合う踊りを生徒さんたちと相談して決めました。
皆さん、自分で動画を撮って客観的に自分の踊りを見て修正ポイントを確認したり、バレエノートを書いたり努力を重ねてきました。
通常のクラスレッスンとは違うヴァリエーションならではの上体の使い方に注目です!
ちな先生
私が担当する中央林間校の生徒さんたちは発表会の第一幕『眠りの森の美女』に出演します!
オーロラ姫に溝の口校の石井満帆さんを迎えての公演です。合同練習では生徒さんたちがキラキラした瞳で満帆さんの踊りを観ているのが印象的でした。
「お姉さんみたいに上手になりたいから、いっぱい練習するんだ」
講師一同、その気持ちを大事にして精いっぱいお手伝い・応援します❤︎
練習の際、なかなか出演者全員揃っての合同練習の時間が取れないのが難しいところです。所属校の異なる満帆さんもそうですが、中央林間校の生徒さん同士であっても年齢や曜日でクラスが異なるため、滅多に一緒に練習することができません。
本番ではパズルのピースのように一クラスずつが積み上げた練習が合わさって大きな作品ができます。
合同練習でいつもと違う人の多さに驚いて泣いてしまったり、緊張で振り付けが抜けてしまったり、いつもは会えないお姉さんたちの踊りに見惚れすぎて出忘れたり...そんな練習を乗り越えて発表会本番を迎える生徒さんたちを是非、暖かい応援の眼差しで見守ってください!
また、大人クラスにも注目です!弊校にてバレエを始めて2年目の岡本由里さんが発表会に挑戦してくださいます。
中央林間校初の大人クラスからの出演者です!
舞台に立つ楽しみと緊張が入り混じる中で練習に励まれています。こちらも是非、応援のほどよろしくお願いします❤︎
さら先生
今回の発表会で私のクラスの小学生〜大人クラスは既存のバレエ作品に挑戦、幼児クラスではオリジナル作品に挑戦してもらいました。
オリジナル作品である小さな世界は誰でも聞いた事があるとっても有名な素敵な曲。生徒にも聞いたことがある曲でワクワクしながら音楽に乗って伸び伸び踊ってほしい、また歌詞は今回流れませんが世界中誰だって微笑めば仲良しという歌詞を大事に振付をしました。
既存作品であるオダリスク、2羽の白鳥、エフィのバリエーションは体力的にも技術的にも難しい作品ですが、オダリスクではユニゾンの部分では揃える大切さ、またソロがある作品なので1人1人にスポットがあたります。魅せ方を研究し自分の持ち味を存分に活かしてほしいと思い選びました。
二羽の白鳥では繊細な白鳥ならではの動きと大胆な跳躍、難しく、大人が踊ることが多いイメージですが2人ならきっと食らいついて学び、仕上げてくれると思い選びました。
エフィのバリエーションはあまり知られてないですが短い分数の中に細かいアレグロ、テンポよく進む踊りと見応えたっぷりです。普段のレッスンではないような動きがたくさん出てくるので是非注目して見てみてください。
あきこ先生コメント
(日)幼児クラス「キャンディボンボンの踊り」
いつも元気いっぱいの(日)幼児クラス♪「キャンディボンボン」のテンポのよい曲に合わせて明るく元気に踊ります。
お友達とペアになって顔を見合わせながら楽しそうに踊るところと、後半の曲の盛り上がりに合わせて、一人ずつパッセを見せるところが見どころです。
坂戸幼児11:00クラス
「機械じかけのお人形」
全員が発表会初参加の坂戸11:00クラス♪ピンクのチュチュを着てお人形の踊りを踊ります。子ども達のお気に入りは、二人一組でお互いの周りを回るところ。とってもかわいい「シーッ」のポーズも見逃せません。
(金)幼児クラス「シンコペーテッドクロック」
一人ひとりが毎回目標を持って練習に取り組んできた(金)幼児クラス♪練習を始めた頃と比べて精神的にも成長しました。
シンコペーテッドクロックのゆったりとしたリズムに合わせて、エシャッペやポーズを見せるところが見どころです。
(金)児童1クラス「葦笛の踊り」
賑やかな中にも、やる気溢れる(金)児童1クラス♪10人が2色の衣裳で対になり、次々と隊形を変えながら踊ります。
時に可憐に、時にダイナミックに、息を合わせて踊るところが見どころです。
坂戸幼児10:00クラス「クラリネットポルカ」
しっかり者の年長さんが、いつも元気にクラスを引っぱってくれる坂戸幼児10:00クラス♪
クラリネットポルカの明るく軽快なメロディ―にのせて楽しく元気に踊ります。
曲のかけ合いに合わせて踊りのかけ合いをするところと、次々と隊形移動するところが見どころです。
最後に全クラスに向けて
どのクラスも皆、本当に一生懸命練習してきました。本番は思い切り楽しんで踊ってもらえたら嬉しいです!
めいこ先生
木曜日大人クラスの皆さんは、くるみ割り人形よりスペインの踊りを踊ります。
バレエを大人になってからはじめた未経験の方から、経験者まで色々な方がいます。トーシューズを履いて初めて発表会の踊りに挑戦される生徒さんもいらっしゃいます!
生徒の皆さまのレベルに合わせて振り付けを1から考えました。
大人の生徒らしい優雅でしなやかな表現力や迫力のある動きが見どころです!
以上、それぞれの先生方が皆様の舞台で輝く姿や、笑顔を想像し思いをもって各作品に取り組みました。
多くの皆様に想いが届きますように。
当日頑張りましょう!