マイナカードから見る利便性とキャッシュレスの未来
近年、マイナンバーカード(以下、マイナカードと記載)いわゆるマイナンバー制度により
時代は大きく変貌しつつあります。
2023年4月時点で、全国で87,865,814枚が発行されています(人口に対する交付率は69.8%)
マイナンバー制度の取り組みは、国民の利便性の向上において大きく改善されるようになると言われております。
行政手続等における個人識別をする役割を持ち、住民と行政の手続き負担軽減に役立つカードです。
マイナカードのメリット
マイナカードのメリットをまとめてみました。
将来は、マイナカードを持って利用するのが当然の時代、所持していないと不便になる時代になることが考えられます。
2024年秋には従来の健康保険証が廃止され、マイナンバーカードに一体化されます。
運転免許証も2024年度中に一体化の予定です。
マイナカードを中心に社会システムが大きく動いています。
・本人確認
マイナカードをIDとして利用できます。
例:銀行口座の開設や公的機関への申請時の本人確認に利用。
・マネーカード
マイナカードは電子マネー機能を搭載しています。
毎日の買い物や公共料金の支払い等に利用することができます。
・確定申告
マイナカードを使った確定申告ができます(e-Taxを利用)。
所得税や住民税もインターネットで簡単に納付できます。
・医療機関の診察料割引
医療機関で診察料が割引になる場合があります。
・証明書の取得
役所に行かなくても、近所のコンビニで住民票の写しや課税証明書等が取得できます。
例えば、いつ行っても激混みの、市区町村役場、税務署、社会保険事務所などにおいて、
マイナンバー制度の導入後は、社会保障・税関系の申請時に、課税証明書などの添付書類が削減されるなど、面倒な手続が簡単になります。
もちろんデメリットとして
しかし、マイナカードには、「紛失・盗難」「個人情報漏えい」「更新手続きが必要」等のデメリットが想定されます。
しかし、デメリットを差し引いても、マイナカード利用はプラスになる面が多いようです。
キャッシュレス化と時代に合わせてより便利に!
マイナカード制度により、時代がどんどん効率よくなっていくのに合わせて
キャッシュレス化の時代についても触れなければなりません。
こちらは経済産業省が出しているクレジット決済と推移です。
他諸国に比べてキャッシュレス化が遅れていると言われていた日本ですが、
(確かに私が初めて海外に行った2004年頃は、カルチャーショックだった程です)
今や確実に現金よりクレジット始めキャッシュレス決済の方が増えてきましたね。
実際便利ですし。
このあたりの経済産業省が出している資料も面白いです
当スクールも、生徒や保護者の皆様が「便利・快適」にご利用頂くために、
(時代の流れに沿った)運営を推進していきます。
その一つに全校舎のキャッシュレス化があります。
今度のプリンシパルにも記載させていただきますが、
実は、既に中央林間校と菅生校ではこの取り組みを開始し、完全キャッシュレス化に成功しました。
キャッシュレス化には様々なメリットがあります。
1.現金を使うことで生じる社会的なコストの削減
紙幣や硬貨の製造、輸送、流通にかかるコストやATM設置コストなど、現金を社会に流通させるためにはさまざまなコストがかかっています。
キャッシュレス化で現金の流通量が減れば、コスト削減につながるのは言うまでもないですね。
2.スピーディーな決済の実現
レジで紙幣や硬貨を取り出したり、おつりを待つ時間が省略されたり、スムーズかつスピーディーな決済が可能になります。
財布からお金を出して、「あれ?財布に今いくらあったかな?」「あ!やばいお金おろしておかなきゃ」
こんな心配がなくなります。
3.個人送金など新たなコミュニケーションの醸成
飲み会での割り勘や社内でのお祝いなど個人間でのお金のやりとりも個人間で送金できるアプリを使用することで、
新たなコミュニケーションが生まれるかもしれません。
マイナンバー制度に続き、世の中がどんどんキャッシュレス化される中で、
現金によるトラブルを減らし、管理を改善し、クリーンにしていくためにも
当スクールでは、これから現金払い→キャッシュレス決済
を勧めてまいります。