音楽制作のお仕事日記[ボーカルとミックス]
バレエの音源制作のお仕事について以前少し触れましたが、
バレエやダンスだけではなく、日々いろんなお仕事を受けています。
現在は、店舗CMなどのオリジナルソングとPV制作の真っ只中。
ペットショップを運営されている店舗からご依頼いただき、
オリジナルソングとPVのお仕事を開始しています。
今回の音楽制作の工程ですが
オリジナルの歌詞(お店のオーナーさんが作った歌詞)に対し、
↓
弊社がオリジナルの音楽作曲。
↓
そして、歌物なのでボーカリストを手配しレコーディング。
↓
音楽とボーカルのミックス。 ←今ここ
音楽の作曲は代表の永野隆満、アレンジは音楽コースの講師代表もしている、松山祥子が担当しました。
希望されたテーマが、みんなの歌風、歌のお姉さん風ということで
はっきりしてましたので、それに合わせてこの辺りは比較的スピーディーに作曲しました。
今後は、ご主人が手配した画像や、動画を使って
オリジナルのPV映像を作っていきます。
これについては、後日またお仕事内容として紹介します。
さて、本日はボーカルのミックス作業について触れてみたいというちょっとマニアックな制作ブログ。
ミックスって何?
録音された各トラック(音)の音量バランス、音色などを調整する作業のことです。
例えば、今回の音楽は、ブラス(管楽器)とピアノ、パーカッションなどの楽器が入っています。そして、メインボーカルの音が入っています。
これらの音量を整え、音質やエフェクトをかけながら調整し、全体のバランスを整えて一つの楽曲に仕上げてていく。
というのがミックスという作業になります。
今回のボーカルミックスは工藤健が担当しました。
画像クリックでインタビューページに飛べます。
編集画面のビフォーアフターについて
やはり特筆(というか着目)すべき点は、
ボーカルのバランスや音の厚み、立体感などです。
ビフォーの段階では、まだ全体の音楽に比べて音量も小さく、輪郭がはっきりとしない感じが分かるかと思います。
しかし、アフターでは、音がしっかりとカラオケよりも前に来ていて、
かつ音圧や、音の立体感が出ています。
ポイント
コンプレッサー
「最も音が小さい時と大きい時の差をコントロールする」
エフェクターをかけ、ボーカルの音に厚みを加えています。
また、EQ(イコライザー)という
周波数特性を補正・変更することをEQの調整といいます。
高音域、中音域、低音域の音をカットしたり、加えたりすることで、音素材をきらびやかにしたり、必要な音を前に出したり、削ったり、深みを加えたり。
そんなことをやっています。
こうして、動画のBefore Afterのような効果を作っているんですね。
さて、制作はまだまだ続きます。
映像、作曲の作業工程についてもまた今度紹介できればと思います。
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