ヨーロッパバレエの歴史
最近、初めてバレエネタが続いておりましたので、
今日はバレエ歴史編のお話です。
補足ですが、何年か前、ヨーロッパの国々を10日かけて、
奥さんと二人で鉄道横断旅行したことがあります。
その際に撮影したとある中欧の小さな国の様子ですが、
街中にモニターがあり、日常からバレエの映像をスクリーンで流していました。
老若男女、街の人々がその周りに座ってビールを飲みながら鑑賞している姿が印象的でした。
日本ではまだ、ここまで全てに人に浸透しているとは言えませんが、
バレエ文化はヨーロッパにおいて当たり前に根付いているものだということを再認識した出来事でした。
バレエは歴史ある芸術
生まれたのはヨーロッパ、ルネサンス期にイタリアで貴族の宴の席で披露されたことがきっかけとなり、
それからフランスへと伝わり、ルイ14世のもとで5つのポジションができ、
ロシアのプティパのもとでクラッシックバレエが完成しました。
イタリアのルネサンス期には、お金持ちの貴族達がよく豪華な宴をひらき、
貴族達自信が披露していた踊りがバレエの原型です。
この頃はまだ踊りだけではなく、演劇のように歌や台詞も加えた出し物でした。
当時の舞踊教師グリエルモ・エブレオは、
舞踊の複数形をBalli(バリ)、
単数形をBallo(バロ)、
特別な内容を持つ舞踊をBalletto(バレット)、
その複数形「Balletti(バレッティ)」と言っていたことがバレエの原型であり、
この時代からすでにバレエと言われていたことがわかります。
19世紀になるとバレエの技術も発展し、ポアントも作られました。
フランスで宮廷バレエが盛んだった頃、ロシアではすでにバレエが進歩し、
17世紀には舞踊家を職業とする人も現れました。
1738年になると宮廷にバレエ学校ができて、これが現在もロシアにあるワガノワ・バレエ学校のルーツとなりました。
こうしてヨーロッパでバレエは芸術として昔から定着しています。
バレエが進化していくにつれ、衣装も大きく変化していきました。
ロマンティック・バレエの時代バレリーナの衣装といえば
足首まである長いチュチュでしたが、
この時代に裾が短いクラッシックチュチュが生まれました。
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