大塚芽衣ブログVol.25【 バレエ以外のダンスについて】
皆様、こんにちは!大塚です!
※前回はバレエがいろいろなジャンルに関わっていることを書かせていただきました。 そして前々回はコンテンポラリー。
お察しの事とは思いますが、今回はバレエ以外のダンスについて紹介させていただきます。 バレエ教室のブログでなんでバレエ以外のダンス紹介すんの?ってそりゃそうですね。
すみません。けれど、バレエを習っている人にとって「ダンス」 というジャンル全体の知識を得る事は決してマイナスではありません。
将来の選択肢はもちろんのことながら、バレエのみでは芸術において高みは目指せないからです。 他の作品からインスピレーションを受ける事もありますし、
知るということは人間にとってプラスにはなっても決してマイナスになることはありません。
そもそもダンスってなんで生まれたの?
バレエ以前に、なんでダンスって生まれたの?
それがですね、実は現段階で「謎」です。
なんでダンスが生まれたのか、そもそもなんで人はダンスを作ったのか。
ダンスには大まかに2つの種類がある バレエやモダンダンス、日本舞踊やジャズダンスなど、鑑賞する事がメインの目的のものは 舞台芸術としてのダンス 全般のことを言います。(現代では主にこちらですね) そして、ダンスに参加するというのがメインであるものは、 社交ダンスや競技ダンス、そして宗教・呪術的行為として のダンスなどもあります。
【世界のダンス】
アジア地域
・マズルカ(ポーランド) ・ポルカ(チェコスロバキア) ・フラメンコ(スペイン) ・リショー(イタリア) アフリカ地域
・セガダンス 中東地域 ・ベリーダンス 中米、南米地域 ・サルサ
まだまだ紹介しきれないダンスはたくさんあります。
また、こうしてみると、アメリカ周辺に多いように感じますが、 そのアメリカを作ったのは、ヨーロッパからの移民たちです。
それを考えると、ダンスのルーツはヨーロッパにあるのかもしれません。 また、ダンスの繁栄と社会情勢は意外と深く繋がっています。 特に中南米辺りは元々は白人たちの奴隷として連れてこられた黒人たちが、 自分たちの故郷のリズムを使って、踊り始めたのがきっかけです。
また、今回中国はあえて外しました。 なぜかというと、中国は4000年の間に、あまりにもたくさんの民族、国をと取り込んで今の形になったため、 ひたすらに種類が多いのです。 中国に取り込まれた後も、それぞれの民族たちはそれぞれの伝統を守りながら、 中国という一つの家で暮らしてきたため、種類も数も膨大な数です。 今更、中国が「アイヤーそういえば云千年前に侵略した民族一個ワスレテタヨ!」 とか言い出しても、全然驚きません。
しかし、ダンスに用途としての差はあれど、本来楽しむ物という事もあり、 ジャンル同士の垣根は意外に低いように思います。
無論、それぞれにそれぞれの事情でプライドや誇りはあるでしょうが、 ダンスはどこまでいってもダンスなので、偉いも偉くないもありません。
心から楽しんで踊る事、見ている人を幸せにする事、神様や大切な人に祈りや想いを届ける事。
それだけはどんなジャンルのダンスでも変わらないからです。
バレエだから偉い、ジャズだから偉くない。
そんなことは一切ありません。