• 2020/03/02
  • メディア掲載情報

相模原経済新聞にアキバレエスタジオ中央林間校が掲載されました。

相模原経済新聞に、アキバレエスタジオ中央林間校の取材の様子が掲載されました。




▽音楽家視点のバレエ教室運営/語学や音楽習えるアキバレエスタジオ、中央林間に

 音楽家の視点で運営するバレエスクール―。川崎市溝口や同宮前区、横浜市大倉山で教室を展開するアキバレエスタジオが、昨年末に大和市中央林間の「中央林間校」を開き、学習塾や習い事で多忙な子供でも柔軟に対応できると好評だ。「バレエ・プラス・ワン」がコンセプトで、バレエを習いながらピアノや声楽、英会話なども受講できる体制を整えたい考え。

 代表の永野隆満さん(36)はバレエ経験者ではない。昭和音楽大学作曲学部を卒業後、音響芸術の創作活動や舞台音響などに従事。コンテンポラリーダンスの舞台制作に協力したことを機に身体表現に興味をもち、友人を経営面で支えようと共同経営者としてアキバレエスクールの開校に携わった。

 バレエ指導担当だった友人が早逝したことを機に、生徒数は激減。教室を閉じようかと悩んだこともあったが、残った生徒のためにと存続を決断。子供クラスは月謝を上げて回数を増やし、大人クラスには定額プランを設定して収益を安定化。また、ピアノ講師が入ったことで教室との差別化を図かり、「ピアノや声楽、英語などのカルチャーを学べる教室」として生徒数は徐々に増加していった。

 カルチャー教室は現在、溝口や宮前区で受講でき、中央林間校の生徒も他校で受講できる。今後、生徒数や需要が増加すれば、同校でも受講できるようになるという。

 バレエの「敷居が高い習い事」というイメージを拭い去ろうと、「だれでも気軽にバレエを始めてほしい」と月謝をリーズナブルに抑えた。指導に特化した講師や現役でステージで踊る講師、栄養学や解剖学の知見を持つ講師など多彩で、実力や目指す目標に合わせて選ぶことができる。

 バレエは体幹が鍛えられ姿勢が良くなり、美しい所作に必要な筋力も鍛えることが可能。音楽に合わせて体を動かすことで、芸術的な感覚や表現力を養うこともできる。栄養学の座学を交えた美容バレエコースもあり、主婦を中心に成人女性に人気だという。

 音大出身者ならではの人脈を生かし、舞台芸術家が制作した本格ステージや舞台音響を使った発表会を開いている。法人設立から10周年となることしは、昭和音大出身の演奏家などを発表会に呼び、生演奏でバレエを踊る取り組みを再開する計画だ。永野さんは「あの時、バレエをやっていて良かったと思ってもらえるスクールにしたい」と意気込みを語った。

 同校では未就学児向けの幼児クラス、児童クラスともに週1回50分5500円(週2回9350円)。今夏をめどに大人クラスも開講予定。問い合わせは、044・577・7806へ。

【相模経済新聞3月1日号掲載】

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